先発復帰の上田綺世はインパクトを放てず…フェイエノールト、1-2でインテルに連敗。2戦合計1-4で敗退【CLラウンド16】

2025年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

名守護神を擁するセリエA首位に今大会2失点目を浴びせるも…

インテルがチャルハノール(手前)の得点などで連勝した。(C)Getty Images

 現地時間3月11日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2レグで、上田綺世を擁するフェイエノールトは、インテルと敵地サン・シーロで対戦。0-2で敗れた先週の第1レグで59分から出場し、怪我から戻ってきた上田が先発にも復帰した。

 フェイエノールトは逆転に向け、まずは先制したいところだったが、開始8分でテュラムに強烈なシュートで被弾。第1レグでの失点と合わせ、3点を追いかける展開になる。

 21分には上田が絶妙なターンでマークを剥がし、ペナルティエリア右に侵入してクロスを供給。その流れからブエノがシュートを放つが、相手のブロックに阻まれる。

 それでも42分、今冬にブライトンから加入したモデルが、チャルハノールにペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。モデル自らきっちり決め、1点を返す。

 36歳の名守護神ゾマーを中心に堅守を築くインテルは、0-1で敗れたリーグフェーズ第6節のレバークーゼン戦以来、今大会2失点目となった。
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 ただ、後半に入って51分、今度は逆にベーレンがイラン代表のタレミを倒してしまい、PKを献上。チャルハノールに決められ、1-2となる。

 厳しい展開のアウェーチームは63分に2枚替えを敢行。上田と18歳のスリティを下げ、カランサとトラウナーを送り込む。26歳の日本代表FWは、ポストプレーを含めて強さと巧さを見せたものの、先発復帰戦でインパクトを放つまでには至らなかった。

 その後はスコアが動かず、1-2でタイムアップ。オランダリーグ5位のフェイエノールトは、セリエA首位のインテルに連敗し、2戦合計1-4で敗退となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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