監督交代で歯車を狂わされた”日本が生んだ天才”。レンヌで苦境に立たされる古橋が二の舞を演じなければいいが…

2025年03月11日 サッカーダイジェストTV編集部

サンパオリ解任の影響が大きく

レンヌで思うように活躍できていない古橋。(C)Getty Images

 今冬にスコットランドのセルティックからフランスのレンヌに移籍した古橋亨梧が苦境に立たされている。この日本代表アタッカーの獲得を熱望していたホルヘ・サンパオリ監督が1月30日に解任され、後任にハビブ・ベイェが就いた影響が大きく、ここまで信頼を得られていない。

 セルティックで85ゴールを決めたストライカーがまさかの冷遇。監督交代によって起用法が変わる。それで思い出されるのが、マンチェスター・ユナイテッド時代の香川真司だ。

 日本が生んだこの天才は2010年7月にドイツのドルトムントに移籍すると、瞬く間に主力の座を確保。ユルゲン・クロップ監督の下で持ち前の攻撃力を遺憾なく発揮し、ブンデスリーガ連覇(10-11、11-12シーズン)、DFBカップ制覇(11-12シーズン)に大きく貢献した。
 
 その活躍が当時マンチェスター・Uのアレックス・ファーガソン監督の目に留まり、12年7月、香川は"赤い悪魔"に移籍を果たす。しかし、加入1年目こそプレミアリーグで6ゴールを決めたが、ファーガソン監督の勇退で指揮権がデイビッド・モイーズに移ると、そこからトーンダウン。怪我もあり、13-14シーズンは無念のノーゴールに終わった。モイーズ監督の下でのフィジカル重視のサッカーが香川に合わなかったとの見方もある。

 香川は監督交代によって歯車を狂わされたと、そう言って過言ではないだろう。果たして、古橋はここからどうなるか。"二の舞"を演じなければいいが。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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