プレミアリーグで首位を独走するリバプールの遠藤航は、リードしている試合の終盤に投入され、ゲームを締める"クローザー"の役割が定着した。

　３月８日に開催されたプレミアリーグ第28節のサウサンプトン戦でも、81分に投入されると、持ち味のボール奪取やピンチの芽を潰す気の利いた守備を何度も披露。３－１の勝利に貢献した。

　この試合を配信したU-NEXTで解説を務めた元Jリーガーの増嶋竜也氏は、その日本代表MFについて、こう評した。

「遠藤がきたら、クロージングが始まるというサポーターの話も聞きますし、現地サポーターの心は間違いなく掴んでいます」

「この時間に入ってくる安心感。日本人がやっているのは誇らしいですね。野球で言うと、絶対的な抑えの選手みたいな感じですね」

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　試合の終盤にクロス対応した場面では、「遠藤がしっかり抑えている。センターバックが割れた時の間を埋める危機察知能力。遠藤がいるからこそ（守備対応が）成り立っている」と称えた。

　解説者も唸る名クローザーはこの日も健在だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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