プレミアリーグの首位を独走するリバプールは３月８日に開催された第28節で、最下位のサウサンプトンとホームで対戦。３－１で逆転勝ちを収め、勝点３を積み上げた。

　ただ、会心の勝利とはいかなかった。チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦の間に挟まれた最下位とのホームゲーム。多少の気の緩み、または疲れがあったのか。

　前半アディショナルタイム１分、相手のスローイングの対応がルーズになり、GKアリソン・ベッカーとDFフィルジル・ファン・ダイクが譲り合うような形になったところを突かれ、ウィル・スモールボーンのシュートで被弾したのだ。
【動画】批判されたリバープールの失点シーン

　英公共放送『BBC』は、「おそらく世界最高のGKとおそらく世界最高のCBが混乱し、ウィル・スモールボーンが今シーズン初ゴールを決めた！誰がこれを予測した？」と報じた。

　また、このシーンについて、「数日で英雄が大失敗者に」「ファン・ダイクはただボールをクリアすればよかったのに！奇妙な判断だ」といった声を紹介している。

　５日のパリSG戦では、28本のシュートを浴びたなか、アリソンがビッグセーブを連発するなど、集中力の高い守備で１－０と勝利していただけに、あっさり許した失点が受け入れ難かったのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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