「帰化手続きが無事完了」元鹿島のセルジーニョが中国代表デビューへ「サウジ戦で背番号10のユニホームを着る」と現地報道

2025年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「広い視野、正確なパスとコントロール、攻撃を組織するのが得意」

かつて鹿島で活躍したセルジーニョがいよいよ中国代表に。写真:滝川敏之

 過去に鹿島アントラーズなどで活躍したブラジル人のセルジーニョが、中国代表として北中米ワールドカップ予選に出場することになりそうだ。中国のポータルサイト『捜狐』が報じている。

「セルジーニョは帰化手続きが無事完了し、正式に中国サッカー代表チームのメンバーとなった。3月21日には、ワールドカップ予選のサウジアラビア戦で初めて背番号10のユニホームを着る予定だ」

 そう伝えた記事では、これまでの経緯を次のように記す。

「帰化手続きは、教科書通りに複雑で面倒なものだった。彼はブラジルとイタリアの二重国籍を持っており、法的手続きは極めて複雑だった。身分証明書から移住手続きまで、あらゆる面で時間との戦いを繰り広げながら、クラブが重要な役割を果たした。3か国間の法的調整だけでも数か月を要したと報じられており、期限前にようやく全ての手続きが完了し、中国選手として登録されることになった」
【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの"元恋人&パートナー"たちを年代順に一挙公開!
 そして、29歳アタッカーに大きな期待を寄せる。

「技術面、戦術面で、セルジーニョは活躍してくれるだろう。中国チームは長い間、単純で荒っぽいスタイルに頼っており、中盤の創造性に欠け、この問題はほぼ慢性病となっている。誰もが膠着状態を打破することを望んでいる。彼のテクニカルな特長は注目に値する。広い視野、正確なパスとコントロール、攻撃を組織するのが得意だ」

 中国は日本と同じグループCで、6節終了時点で最下位の6位だが、2位のオーストラリアとはわずか勝点1差。首位を独走する森保ジャパン以外は混戦で、帰化政策に力を入れる中国はW杯の出場権を勝ち取れるか。3月シリーズは21日に敵地でサウジアラビアと、25日にホームでオーストラリアと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】華やかなコスチュームでエール! 大会を彩る韓国女子サポを特集!

【記事】「日本も韓国も怖くない」36年ぶりのW杯へ!アジア中堅国がブラジル出身帰化選手を8人招集で海外驚き!「衝撃だ」「監督は狂っている」【最終予選】

【記事】日本代表の3月シリーズで初選出・復帰が期待される13人。ブンデス7発のFW、ドイツで躍動するボランチ、2年連続二桁得点の23歳…
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事