前田大然の好調ぶりを裏づける受賞だ。

　３月６日、スコットランドリーグが２月の月間最優秀選手を発表し、セルティックでゴールを量産している日本代表ストライカーが選出された。

　前田は２月のリーグ戦で６得点をマーク。リーグ戦でのゴール数を12に伸ばし、得点ランク２位に浮上した。また、カップ戦でもハットトリックを達成し、チャンピオンズリーグのプレーオフではバイエルンを相手にゴールを決めている。

　クラブ公式チャンネル『Celtic TV』で、前田は「チームとして調子が良いなかで、僕が点をとらせてもらっている感じなので、チームメイトに感謝したいと思います」と喜んだ。

「結果的に見たら、そう（自身にとって最高の月）かなと思うんですけど、今までやってきたことをずっと続けている感じです」

　そして、「毎試合全力でやろうと心がけてやっているなかでのゴールなので、どの試合もすごい大事なので、印象に残っています」と続けた。

「僕がスイッチを入れるだけで、チームの士気もあがりますし、チームとして良い戦いになると思うので、そういったことを意識して、僕がひとつのスイッチとしてやれればいいかなと思っています」

「僕たちは三冠を目ざしてやっているので、そのチャンスがあるので、それを目標にやっていけたらと思います」

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　セルティック専門サイト『Celts Are Here』は、このコメントを紹介したうえで、「マエダがこの調子なら、セルティックの攻撃は極めて脅威だろう」と賛辞を寄せている。

「今季の彼は前線をけん引し、重要なゴールやアシストを決め、リーグで傑出したひとりとなってきた。セルティックが国内三冠を目ざし続けるなかで、マエダはスコットランド、そしておそらくはモハメド・サラーと並び、今のサッカー界で好調な選手だ」

　ワールドクラスの活躍と評された前田。シーズン終盤戦でのさらなる活躍に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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