機運が確実に高まっている。

　現地時間３月８日に開催されるプレミアリーグ第28節で、遠藤航を擁する首位のリバプールは、菅原由勢が所属する最下位のサウサンプトンとホームで対戦する。

　遠藤は加入２年目の今季、試合を締め括るクローザーとしてアルネ・スロット監督から高い評価を得ている。ただそれでも、パリ・サンジェルマン戦（１－０、チャンピオンズリーグ・ラウンド16第１レグ）に向けた会見の場で、「多くの時間はプレーしていないのでちょっとタフだ」と口にしたように、出場時間に思うところがあるのは間違いない。

　我慢の日々でもあるなか、サウサンプトン戦で今季リーグ戦初先発を果たすかもしれない。英紙『The Guardian』が「プレミアリーグ：今週末に注目すべき10のポイント」の１つとして、「エンドウとエリオットが先発出場へ」と伝えている。
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「PSGとのセカンドレグ（11日）とカラバオカップ決勝（16日）を控えたこの時期、サウサンプトンとのホームゲームほど"おいしい"試合はないだろう。１試合平均の獲得勝点0.33と低迷している相手との試合は、手足を休める絶好の機会だ。

　パリ（敵地での第１レグ）で途中出場したエリオット、エンドウ、ヌニェス、ジョーンズはいずれもポジティブなインパクトを残した。彼らと代わって下がったサラー、フラーフェンベルフ、ジョッタ、ディアスは、フランス王者のペースと動きに苦戦した。特にサラーとソボスライは充電が必要だ。スロットがエンドウとエリオットにリーグ戦初先発のチャンスを与える瞬間かもしれない」

　日本代表のキャプテンは、直近のパリSG戦で87分に決勝点を挙げたエリオットと共に、ついにスタートからピッチに立つのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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