岩田智輝に大きな賛辞が寄せられた。

　今季からリーグ１（イングランド３部）のバーミンガムに所属する岩田は、公式戦33試合に出場し、７ゴール・２アシストを記録している。リーグ戦だけでも５得点をあげるなど、自己ベストの数字を残しているところだ。

　２月のFAカップ４回戦では、プレミアリーグのニューカッスルを相手に、ペナルティエリアの外から強烈なシュートを叩きこんだ。試合は２－３で敗れたものの、このゴラッソが話題になったのは記憶に新しい。
【動画】プレミア強豪を相手に岩田智輝が決めたスーパーゴール
　かつてプレミアリーグでプレーしたデイビッド・プラットンは、27歳のMFを高く評価しているようだ。『Football League World』で「リーグ１の今のベストプレーヤーは、トモキ・イワタだ」と話した。

「彼は典型的な『芝のすべてをカバーする』タイプだ。チームがうまく進む助けとなる仕事をたくさんしている。彼が示す身体能力の高さ、プレッシャーや期待のなかで活躍する能力は、バーミンガムのすべての選手がホームでもアウェーでも見せなければいけないものだ」

　プラットンは「チームにおける推進力、規律正しさ、ピッチ中央での統率力が、彼を際立たせている」と、岩田への賛辞を続けている。

「イワタはバーミンガムの一員として大きな期待のなかで素晴らしい仕事をしている。お金を使って獲得し、それだけ期待されているからといって、常に良いパフォーマンスができるとは限らない。彼らはうまくそれに対処できることを示してきた。今のイワタはその素晴らしい模範だ」

　33試合を消化し、２位に９ポイント差でリーグ首位に立つバーミンガム。２部昇格に向かうチームで、岩田は存在感を高めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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