現地３月５日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）のラウンド16第１レグで、伊藤洋輝が所属するバイエルンがホームでレバークーゼンと激突した。

　ドイツ勢対決となった一戦で伊藤がベンチスタートとなったバイエルンは、開始７分にチャンスを迎える。敵陣右サイドからのキミッヒのFKにゴレツカが頭で合わせたが、惜しくも相手にクリアされる。

　それでも２分後、右サイドでボールを受けたオリーセのクロスからケインがヘディングシュートを叩き込んで先制点を挙げる。

　その後はボールを握る展開が続くなか、31分にはペナルティエリア手前の中央でパスをもらったキミッヒが強烈なミドルを放つも、わずかにゴール右に外れた。追加点は奪えず、このまま１点リードで前半を終える。
【動画】オリーセのクロスからケインが豪快ヘッド弾！

　後半に入って54分、ホームチームはキミッヒがゴール前にクロスを供給すると、レバークーゼンのGKコバージュがファンブル。これを逃さなかったムシアラが右足で押し込んで追加点を奪う。

　しかし直後にアクシデントが発生。守護神ノイアーが足を痛めてしまい、GKウルビヒとの交代を余儀なくされる。62分にはレバークーゼンのムキエレが２枚目のイエローカードを受けて退場となり、バイエルンは数的優位となる。

　すると73分、CKの際にボックス内でケインがタプソバに倒されてPKを獲得。これを自らきっちりと決めて３点差とする。

　その後も危なげなく試合を進めてバイエルンが３－０で先勝した。敵地での第２レグは11日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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