ロバートソンに衰えの兆候が見られるリバプール。左SB補強の本命は?

2025年03月05日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ケルケズにも触手を伸ばす

フルアムで充実のシーズンを過ごしているロビンソン。(C)Getty Images

 リバプールがフルアムの左SB、アントニー・ロビンソンの獲得に強い関心を示していると、英国メディア『CaughtOffside』が報じている。

 このアメリカ代表DFは、ここ数年プレミアリーグで目覚ましいプレーを見せていて、今シーズンは左SBながら10アシストを記録。これは、17アシストをマークしているモハメド・サラーに続くリーグ2位タイの数字だ。

 そんなロビンソンに対しては、マンチェスター・シティやチェルシーといったプレミアリーグの他のメガクラブも獲得に興味を持っているようだが、現時点で最も強い関心を示しているのがリバプールだという。すでに3500万ユーロ(約56億円)程度のオファーも準備済みのようだ。

 ただ、フルアムは2028年6月まで契約が残るこのキープレーヤーの売却にあまり乗り気ではなく、現実的には5000万ユーロ(約80億円)近い移籍金が必要となる可能性が高い。

 リバプールの左SBといえば、長らくアンドリュー・ロバートソンが君臨していたが、今シーズンはミスも増え、衰えの兆候が見え始めている。5年目のコスタス・ツィミカスも相変わらずバックアッパーの域を出ず、好調なチームにあってこのポジションはひとつのアキレス腱になっていた。

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 ロビンソンはロバートソンに取って代わる理想的なタレントのように思えるが、競合多数の人気銘柄であることから、リバプールは昨夏から噂が上っているボーンマスのミロシュ・ケルケズにも同時に触手を伸ばしているようだ。

 この21歳のハンガリー代表に関しては、マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得を狙っている。

 リバプールが最終的にどの選手を選択するのは、もちろんまだ分からないが、現地の最新動向ではロビンソンがトップターゲットと言われている。

 フルアムで確実に成長を遂げている27歳も、ステップアップの移籍に前向きだとされているが、ひとつネックとなるのがリバプールのマージーサイドのライバル、エバートンの下部組織出身だという点。

 それを理由に他のクラブに移籍するというシナリオも考えられなくはないが、はたして……。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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