現地時間３月５日に開催されるチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16の第１レグで、遠藤航が所属するリバプールは、パリ・サンジェルマンと敵地で対戦する。この一戦を前にアルネ・スロット監督が会見に出席した。UEFA公式サイトが発言を伝えている。

　ユルゲン・クロップ監督が昨季をもって退任し、新たにスロット体制をスタートさせたリバプールは、CLのリーグフェーズを首位で突破。世界最高峰と称されるプレミアリーグでも首位を独走しており、好調そのものだ。

　パリSGを率いるルイス・監督も「彼らは近年、ヨーロッパで最高のチームの１つだ。（モハメド・）サラーだけでなく、とても優れたレベルの選手がたくさんいる。非常に完成されたチームだが、この試合は私たちが同じレベルになれると示す機会だ」と語った。
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　ただ、スロット監督はあくまで冷静である。敵将からの賛辞を受け、こう考えを明かした。

「嬉しい褒め言葉だが、ヨーロッパ最高のチームはチャンピオンズリーグで優勝しなければならない。その道のりはまだ長い。現時点でヨーロッパ最高のチームは、前回優勝したレアル・マドリーだ」

　リバプールは６年ぶりにCLを制し、名実ともに欧州ナンバー１になれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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