「クラブの歴史に対する侮辱だ」CLに続きイタリア杯でも格下に屈辱敗戦…イタリア名門にファン激怒!「闘志がまったくない」「解任した前監督に謝れ」

2025年02月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「去年もフロントがおらず、今年もいない」

批判を浴びているユベントス。(C)Getty Images

 イタリア最大の名門を取り巻く雰囲気は重くなるばかりだ。

 今季からチアゴ・モッタ監督が指揮をとるユベントスが苦しんでいる。セリエAではドローが続いてタイトルレースから脱落。1月のスーペルコッパでも準決勝でミランに逆転負けを喫した。

 さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではPSVとのプレーオフで第1レグを制しながら、第2レグで逆転されてベスト16で敗退。2月26日には、コッパ・イタリア準々決勝で、PK戦の末にセリエAで降格圏にあるエンポリに敗れた。ホームにもかかわらず、リーグで残留を争うチームに沈められたのだ。

 リーグ戦では4位に浮上し、来季のCL出場権獲得が期待されている。6月にはクラブ・ワールドカップもあり、タイトルの可能性も残されている。だが、メディアやサポーターからの批判が強まるばかりだったなかで、コッパ敗退は拍車をかけた。
【画像】"世界一美しいフットボーラー"に認定された女子選手の厳選ショット
『Gazzetta dello Sport』紙によると、SNSではモッタ監督やクリスティアーノ・ジュントリSDをはじめとする首脳陣を非難する声が相次いだ。昨季、コッパ・イタリア優勝に導きながら解任されたマッシミリアーノ・アッレーグリに謝罪すべきとの意見もある。

「ユーベの誰かは彼(アッレーグリ)に謝るべきだ」
「まだマックス(アッレーグリ)に謝っていないのか?」
「チョイスも、姿勢も、交代策も、システムも、監督も、クラブも議論の余地あり」
「(フロントの画像とともに)誰も姿を見せなかった。試合があったことすら知らなかったからだろう」
「ジュントリはどこに行った? 去年もフロントがおらず、今年もいない。もう何年もで、真剣に転換が必要だ」
「この3年のアンチ・アッレーグリのプロバガンダは、ユーベを全大会からの敗退に導いたんじゃない。屈辱に導いたんだ」
「負けたときは全員のせいだが、選手の意識に働きかけられないなら、それはあんたの責任。どうなろうと、ユーベに残ることはない」
「枠内シュートなし、開幕からCKからの得点なし、常に前半か後半のどちらかがネガティブ、良い試合をした選手は次の試合でベンチスタート、闘志がまったくない」
「リーグ戦でトップ4入りしても、もうシーズンに意味を与えることはできない。B降格を避けようと争っているチームを相手に、ユベントスの聖地で手痛い敗北を喫するなど、クラブの歴史に対する新たな侮辱だ」

 責任を問う同紙のアンケートでは、約2万人弱のユーザーのうち、約44%が「ジュントリとクラブ」を選択。34%強のモッタ、21%強の選手を上回った。サポーターは、クラブが"最大の要因"とみているようだ。

 モッタの進退をめぐる報道も浮上してきたユーベ。改革に乗り出した"老貴婦人"を待つのは、どんな未来だろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「ワタがいかに不可欠な存在かが分かった」躍動した遠藤航をリバプール指揮官が名指しで称賛! 重要度はエースのサラー級と強調「必要なんだ」

【記事】「喜びが奪われた」中田英寿が語る電撃引退の理由。現在の森保ジャパンをどう見ている?「今の日本代表は強力。次のW杯で…」

【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの"元恋人&パートナー"たちを年代順に一挙公開!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事