「物事には始まりと終わりがある」昨季EL王者アタランタの名将が契約を更新しないと明言

2025年02月23日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

現行契約満了は25年6月末

セリエA史上2番目に長い、アタランタ在任9シーズン目のガスペリーニ監督。(C)Getty Images

 アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が自身の進退について語った。

 現地時間2月23日、エンポリ戦(セリエA26節)の前日会見で、ガスペリーニは次のように語った。

「私に残された時間はほとんどない。物事には始まりと終わりがある。オプションを行使するか、それとも辞めるか。シーズン終了後にわかるだろう。これ以上(契約を)更新することはないだろう」

 ガスペリーニのアタランタとの現行契約満了は25年6月末までとなっていて、付随する1年間の延長オプションは行使するかどうかを含めてシーズン終了後に結論を出す予定だという。

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 また、ガスペリーニは2月18日のクラブ・ブルージュ戦(CLノックアウトフェーズ・プレーオフ第2レグ)で、PKを外したアデモラ・ルックマンに対して「彼はあのPKを蹴るべきではなかった。今まで見た中で最悪のPKキッカーのひとり」と発言した件についても言及した。

「彼を怒らせるつもりはなかった。昨日のウディネーゼ対レッチェ戦でも同じような結果になりかねない場面があったが、幸運にもそうならなかった。彼は気分を害したようだが、私は誰も傷つけたくなかった」

 アタランタ在任9シーズン目のガスペリーニは昨シーズン、ヨーロッパリーグを制してクラブ初の欧州カップ戦のタイトルをもたらすなど、アタランタを強豪クラブへと押し上げた功労者だ。

 今シーズンもセリエA25節を終えて3位とCL圏内で、首位ナポリとは勝点5差と優勝を狙える好位置に付けている。ラストシーズンとなるかもしれない名将は、アタランタを初のスクデットへと導くことができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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