三笘が衝撃弾の一方…菅原所属の最下位サウサンプトンは厳しい現実。監督は「最後まで非常に悪かった。大きな差がある」と口に

2025年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

残留ライン17位と勝点13差。得失点-42

ゴールを決めて喜ぶ三笘と、厳しい表情の菅原(右)。明暗が分かれた。(C)Getty Images

 現地時間2月22日に開催されたプレミアリーグ第26節で、菅原由勢が所属する最下位のサウサンプトンと、三笘薫を擁する11位のブライトンが激突。アウェーの後者が4-0で大勝し、力の差を見せつけた。

 特に注目を集めているのが、三笘が奪った3点目だ。好調の日本代表MFは71分にハーフウェイライン付近でボールを持つと、スピードに乗ったドリブルで一気にゴール前へ。最後は相手GKアーロン・ラムズデールの動きを冷静に見極め、ループシュートで公式戦3試合連続ゴールを達成した。

 衝撃弾として大きな注目を集める一方で、相手の守備対応のまずさを指摘する声もある。ブライトンの地元メディア『Sussex World』は、三笘に8点を与えた採点記事内で「サウサンプトンから見れば、あまりに簡単にやられた」と伝えた。
【動画】三笘薫が40メートル独走ドリブルから絶妙ループ弾
 兎にも角にも最下位に沈むサウサンプトンにとっては、非常に厳しい結果になったなか、イバン・ユリッチ監督は不甲斐なさを口に。クラブ公式サイトによれば、今季途中から昇格組のチームを率いる49歳のクロアチア人指揮官は、試合後にこう語った。

「最初から最後まで非常に悪いパフォーマンスだった。両チームの間には大きな差があった。特に前半はあまり良いプレーができなかった。インテンシティが低かったわけではないが、彼らは我々より遥かにインテンシティが高く、スピードも技術も上だった」

 状況を打開すべく、前節に続いてハーフタイム明けに菅原を投入した。

「後半、我々は良いスタートを切り、(キャメロン・)アーチャーのチャンスがあったが、反メートル差でオフサイドだった。結局、相手は我々より上だった」

 26節を終え、2勝3分21敗と大苦戦を強いられているサウサンプトン。残留ラインである17位のウォルバーハンプトンとは、勝点13差だ。得失点-42という数字も厳しい現実を物語っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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