ブライトンの三笘薫は今冬、サウジアラビアのアル・ナスルから巨額のオファーを受けたが、拒否した。

　だが、先日、その三笘にスーパーゴールを決められたチェルシーやバイエルン、ナポリなどの強豪クラブが関心を持っていると取り沙汰されており、27歳という年齢を考えても、今夏のステップアップ移籍があっても不思議はない。

　公式戦３戦連発、ここ７試合で５得点とゴールを量産している日本人アタッカーを称賛したのが、マンチェスター・シティなどでプレーした元イングランド代表のショーン・ライト＝フィリップス氏だ。
【動画】三笘薫が40メートル独走ドリブルから絶妙チップキック弾
　ブライトンの地元メディア『Sussex Express』によれば、「ミトマのプレーを見るたびに感銘を受けている。サウジアラビアからの巨額の移籍金を断った理由も理解できるし、プレミアリーグで上位に上り詰めたいなら、最高の選手を売り続けることはできないと彼ら（ブライトン）が理解していることの表われだ」と語った。

「彼らは過去数年間そうしてきたが、今はキープレーヤーを売却するのではなく、彼らを中心にチームを構築し始めなければならない」
 

　同氏は「彼は今や世界最高のウイングの一人だと思う。プレミアリーグのトップクラブでもたやすくフィットできるのに、夏にヨーロッパのクラブが彼を獲得しようとしなかったのは驚きだ」と賛辞を続けている。

「彼は優れたドリブラーであり、パスも上手く、チャンスも作り出す。ゴールがどこにあるかもわかっている。彼をトップクラスに位置づけたい」

　そんなトッププレーヤーをブライトンはキープできるか。今夏の動きに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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