レアル・ソシエダの久保建英は、複数のビッグクラブから熱視線を送られている。

　なかでも熱心だとされているのがプレミアリーグの名門リバプールだ。ただ引き抜こうとしているのは、23歳のレフティだけではないようだ。

　スペインメディア『EL NACIONAL.CAT』は２月21日、久保とソシエダのライバルであるアスレティック・ビルバオのスペイン代表MFオイアン・サンセットのニ枚獲りを狙っていると報じた。

「リバプールはオイアン・サンセットとレアル・ソシエダのスター選手の獲得を目ざしている。チームを強化するために、ラ・リーガから２つの目標を掲げている。その第１弾はアスレティック・ビルバオで素晴らしいパフォーマンスを見せ、アルネ・スロット監督の目に留まったサンセットだ。彼は、公式戦13ゴールを決めていることからもわかるように、チームの主な攻撃の中心としての地位を確立しており、赤白のチームのトップスコアラーでもある」

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　日本代表MFについては「彼は、契約が満了するモハメド・サラーが今シーズン末に退団することでチームにできる大きな穴を埋める最も有力な候補の一人だ。サラーはすでに契約を更新しないと警告している」と紹介している。

「スロット監督は主力選手を失うことになり、信頼できる代わりの選手を探さざるを得なくなる。そのため、同監督はバルサ、レアル・マドリー、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカでプレーした選手を検討している」

　記事は「徐々にベストコンディションを取り戻しつつあるクボは契約解除金6000万ユーロで獲得できるため、サンセット（8000万ユーロ）より安い移籍金となるだろう」と続け、こう締め括っている。

「リバプールはすでにこの２人のスター選手の獲得に動き始めており、スロット監督率いるチームの質は飛躍的に向上するだろう」

　この移籍は実現するのか。今夏の動向から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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