「長谷部に『根性』と言われたらぐうの音も出ない」落ち込んだ時に踏ん張れなかった鄭大世が現役引退後に気づいたこと「後悔しかない」「人間の本性が出るのは…」

2025年02月22日 サッカーダイジェストTV編集部

「もっと聞いておけばよかった」

北朝鮮代表としても活躍した鄭大世氏。現役後に気づいた後悔とは?(C)GettyImaegs

「後悔しかない」

 そう言ったのは元Jリーガーの鄭大世氏だ。インタビュアーの「現役を退いて気づくことは多いですよね」との質問に対し、同氏は「本当にそう。後悔しかない」と答えたのである。

「監督の話をもっと聞いておけばよかった。戦術に合わせればもっと試合に出ることができたな。海外で落ち込んだ時に自分の長所を信じれば良かったと、今になってそう思います(笑)」

 長谷部誠がドイツのブンデスリーガで長らく活躍できた要因は、本人曰く「根性」。それを知って、鄭大世氏は「長谷部に『根性』と言われたらぐうの音も出ない。そのとおり」と思ったそうだ。

「落ち込んだ時にどれだけ踏ん張れるか。それを僕はできなかった」
 
 人間力が問われるのはおそらく危機に直面した時だ。

「人間の本性が出るのは苦しい時です。だから自己肯定感が大事。子育てはちゃんとしないとダメです、親は。叱っちゃダメです、褒めるんです。努力したら褒める、存在を認める。これはマストです」

 現役時代の挫折を経て鄭大世氏は大事なものを学んでいる。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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