なでしこジャパンは現地２月20日、アメリカで開催された『2025 SheBelieves Cup』初戦で、オーストラリアと対戦。４－０で大勝を収めた。

　史上初の外国籍監督として、去年12月に就任したニルス・ニールセン監督の初陣。スタメンは、GKが山下杏也加、DFが南萌華、熊谷紗希、高橋はな、古賀塔子、北川ひかる、MFは長野風花、長谷川唯、藤野あおば、浜野まいか、FWには田中美南が名を連ねた。

　開始早々の６分に日本が幸先よく先制。左サイドの藤野のクロスに反応した相手DFのクリアボールを、長野がダイレクトボレー。田中がそのシュートにボックス内で触ってコースを変え、ゴール左に決めた。

　敵陣内でプレーする時間が続くなか、逆に相手のカウンターでは古賀がフィジカルの強さを活かしてボールを奪い、簡単にはシュートを打たせず。日本の守備への切り替えが早く、ボールを保持して試合を優位に進める。

　26分、長野のクロスに合わせた田中のヘディングシュートは、右ポストに直撃。それでも32分、左サイドの北川のアーリークロスに走り込んだ田中が、右足でゴールに押し込んで追加点を挙げる。
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　後半も攻勢を強めると52分、アタッキングサードでテンポ良く繋いだ崩しから、長谷川のスルーパスに、ペナルティエリア左へ抜け出した田中が折り返す。これにゴール前で浜野が合わせてチームの３点目を決める。

　さらに74分、右CKのシュートコーナーから北川が鋭いクロスを供給。これに競り勝った南が、ヘッドでゴールネットを揺らす。このまま４点のリードを守り切った日本が、完封勝利を飾った。

　なでしこジャパンの次戦は日本時間24日の４時に行なわれ、コロンビア女子代表と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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