現地時間２月19日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント・プレーオフ第２レグで、昨季王者のレアル・マドリーとプレミアリーグ覇者のマンチェスター・シティが前者のホームで対戦した。

　４年連続の対戦で、過去３回は勝った方がビッグイヤーを掲げているという注目のライバル対決で、先手を取ったのは、敵地での第１レグを３－２で先勝したマドリーだった。

　開始４分、アセンシオのロングフィードに反応して抜け出たエムバペが、前に出ていたエデルソンの頭上を抜くループシュートで、電光石火の先制点を奪った。

　これで主導権を握ったマドリーは、29分にも裏抜けしたエムバペがシュート。これはエデルソンにセーブされる。

　コンディションが万全ではない主砲ハーランドをベンチに置いたシティが攻撃の形を作れないなか、ホームチームは33分、ベリンガム→ヴィニシウス→ロドリゴと繋ぎ、最後はエムバペがDFをかわしてシュート。見事な連係で２点目を挙げる。
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　アグリゲートスコア５－２と大きくリードしたまま前半を終えたホームチームは61分、右サイドでボールを受けたエムバペがワンフェイントを入れて、左足を一閃。グラウンダーのシュートで、ハットトリックを達成する。

　85分には、ベリンガムのパスを受けたロドリゴにチャンスが訪れるも、シュートはGKの正面を突く。

　後半アディショナルタイムにマルムシュのFKのこぼれ球に詰めたニコのシュートで１点を返されたものの、マドリーが３－１で試合を締め、２試合合計６－３で完勝。16強入りを決めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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