横浜F・マリノスは２月19日、アジア・チャンピオンズリーグエリートのリーグステージ第８節（最終節）で中国の上海海港と敵地で対戦した。

　横浜は11分にオープンな展開のなか、かつて浦和や新潟などJリーグで活躍したレオナルドにシュートを決められるが、これはオフサイドで事なきを得る。

　攻撃では自陣からテンポ良くつなぎながらボールを前に運び、チャンスを創出。アンデルソン・ロペスや天野純が際どいシュートを放つが、いずれも相手GKの好守に阻まれて得点には至らない。

　ポゼッションはほぼ互角で、ペースを握る時間帯もあったが、攻めあぐねる場面も少なくなく、前半を０－０で終える。
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　迎えた後半、一進一退の攻防が続くなか、果敢に攻め込むが相手の粘り強い守備の前になかなかゴールをこじ開けることができない。それでも64分にようやく均衡を破る。

　天野とのワンツーで抜け出した植中朝日が、ボックス内左から左足をコンパクトに振る。鋭いシュートがファーサイドのネットを揺らした。

　さらに69分に追加点を奪取。井上健太の右クロスに走り込んだ天野がうまく胸で押し込む。

　その後は攻勢を強める相手の反撃に対しては、GK朴一圭のファインセーブなどで得点を許さず。試合はそのまま２－０でタイムアップ。４節から白星を重ねていた横浜は５連勝でリーグステージを終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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