昨夏にベルギーのベフェレンに移籍
ここまでの2試合で、得点こそないものの、存在感を見せている道脇。写真:松尾祐希
中国で開催されているU-20アジアカップ(U-20ワールドカップのアジア最終予選)に参戦しているU-20日本代表が、グループステージ突破を目ざして2月20日に韓国と戦う。
日本は現在、グループステージ2試合を終えて1勝1分けの勝点4で2位。韓国は2連勝ですでにノックアウトステージ進出を決めており、日本は引き分け以上で自力突破が決まる状況だ。勝点1の3位シリアよりも優位ではあるが、もし敗れた場合は話が変わってくる。勝点で並ばれれば得失点差の勝負となるため、大敗は避けたい。
そうした状況下で日本は19日に韓国戦の前日練習を行ない、選手23人全員で約1時間半ほど汗を流した。ある程度スタメンの入れ替えが予想されるなか、期待したいのがストライカーのFW道脇豊(ベフェレン)だ。
今大会のメンバーで、海外組はMFニック・シュミット(サンクトパウリU-19)と道脇の2人だけ。「プレッシャーはある」とヨーロッパでプレーしている身としての重圧を感じているが、平常心で挑みたいと明かす。
「プレッシャーに感じ過ぎず、気負わずに自分らしく、伸び伸びプレーしたい」
昨夏にベルギーに渡った俊英は、今回のチームにおいて国際経験を誰よりも持つ。現在の環境だけではなく、一昨年にはU-17アジア杯とU-17W杯を戦った。とりわけ、U-17アジア杯では4ゴールをマークし、決勝の韓国戦(3-0)でもゴールを奪った実績がある。当時のメンバーが今回も相手に数名いるが、イメージは悪くない。
「U-17からU-20に世代が変わり、一つひとつのパスの質が良いと思うし、それに合わせてくる高さもある。ヘディングやフィジカルはやっぱり上がっていると思うけど、韓国戦でしっかりゴールを決めたい」
【画像】華やかなコスチュームでエール! 大会を彩る韓国女子サポを特集!
日本は現在、グループステージ2試合を終えて1勝1分けの勝点4で2位。韓国は2連勝ですでにノックアウトステージ進出を決めており、日本は引き分け以上で自力突破が決まる状況だ。勝点1の3位シリアよりも優位ではあるが、もし敗れた場合は話が変わってくる。勝点で並ばれれば得失点差の勝負となるため、大敗は避けたい。
そうした状況下で日本は19日に韓国戦の前日練習を行ない、選手23人全員で約1時間半ほど汗を流した。ある程度スタメンの入れ替えが予想されるなか、期待したいのがストライカーのFW道脇豊(ベフェレン)だ。
今大会のメンバーで、海外組はMFニック・シュミット(サンクトパウリU-19)と道脇の2人だけ。「プレッシャーはある」とヨーロッパでプレーしている身としての重圧を感じているが、平常心で挑みたいと明かす。
「プレッシャーに感じ過ぎず、気負わずに自分らしく、伸び伸びプレーしたい」
昨夏にベルギーに渡った俊英は、今回のチームにおいて国際経験を誰よりも持つ。現在の環境だけではなく、一昨年にはU-17アジア杯とU-17W杯を戦った。とりわけ、U-17アジア杯では4ゴールをマークし、決勝の韓国戦(3-0)でもゴールを奪った実績がある。当時のメンバーが今回も相手に数名いるが、イメージは悪くない。
「U-17からU-20に世代が変わり、一つひとつのパスの質が良いと思うし、それに合わせてくる高さもある。ヘディングやフィジカルはやっぱり上がっていると思うけど、韓国戦でしっかりゴールを決めたい」
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韓国もレベルアップしているが、自身も異国の地で揉まれてきた自負がある。プレー面だけではなく、メンタル的にも強く、逞しくなった。ピッチ外では言葉が通じない環境で、生活をしなければならない。不慣れな場所で戦い続けた経験は自分の肥やしになっている。
久々に合流した代表活動では、U-17でともに戦ったFW高岡伶颯(日章学園/サウサンプトン加入内定)、MF佐藤龍之介(岡山)、DF土屋櫂大(川崎)らと再会。「みんなプロになって成長している。自分も負けないようにしたい」と話したように、新たな刺激を受けた。
今大会では、3-0で勝利した初戦のタイ戦は途中出場。2-2で引き分けた続くシリア戦はスタメンで起用されて69分までプレーした。惜しくもネットは揺らせなかったが、186センチの高さと機動力を武器にゴール前で違いを作った。とはいえ、ストライカーとして欲しいのは、ゴールだ。
「自分としてはなかなか得意な形でボールを受けられず、少ししかストロングポイントを出せなかったので悔しい」
ここまでの2試合は不発に終わっただけに、グループステージ突破が懸かる日韓戦への想いは強い。先発だろうが、途中出場だろうが、やるべきことはただひとつ。ストライカーとしてチームを勝たせるべく、貪欲にゴールを狙う。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
【画像】ワールドカップの出場権をかけてアジアカップに挑むU-20日本代表招集メンバーを一挙紹介!
【記事】「日本よ、出てこい」日韓戦を前に8強確定で韓国のメディアは余裕たっぷり。船越ジャパンは敗戦ならGS敗退の可能性も「宿命のライバルは超緊張状態だ」【U-20アジア杯】
【記事】「これが日本なのか?」「それほど強くない」シリアにあわや敗戦…U-20日本代表の痛恨ドローに開催国・中国は騒然!「日本を過小評価してはいけない」【U-20アジア杯】
久々に合流した代表活動では、U-17でともに戦ったFW高岡伶颯(日章学園/サウサンプトン加入内定)、MF佐藤龍之介(岡山)、DF土屋櫂大(川崎)らと再会。「みんなプロになって成長している。自分も負けないようにしたい」と話したように、新たな刺激を受けた。
今大会では、3-0で勝利した初戦のタイ戦は途中出場。2-2で引き分けた続くシリア戦はスタメンで起用されて69分までプレーした。惜しくもネットは揺らせなかったが、186センチの高さと機動力を武器にゴール前で違いを作った。とはいえ、ストライカーとして欲しいのは、ゴールだ。
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ここまでの2試合は不発に終わっただけに、グループステージ突破が懸かる日韓戦への想いは強い。先発だろうが、途中出場だろうが、やるべきことはただひとつ。ストライカーとしてチームを勝たせるべく、貪欲にゴールを狙う。
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