２点差まで詰め寄ったが、悔しい敗戦だ。

　ヴィッセル神戸は２月18日、アジア・チャンピオンズリーグエリートのリーグステージ第８節（最終節）で中国の上海申花と敵地で対戦し、２－４で敗れた。

　開始２分に失点し、その５分後にGKオビ・パウエル・オビンナが一発レッドで退場。前半終了間際にも被弾し、迎えた後半もさらに２失点。終盤に冨永虹七と井出遥也が得点したが、反撃もここまでだった。

　試合後のフラッシュインタビューで、先発フル出場の齊藤未月は「やることは明確だったんですけど、ちょっと難しい試合になった感覚はありますし、情けない試合」と振り返り、こう続ける。
【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し！Jリーグコレオグラフィー特集！

「もっと自信を持ってやれるところ、ボールを持てるところはボールを持ちたかったですし、守備に関しては難しかったですけど、攻撃に関してはもっとポジティブにアクションすべきだった。そこはやっぱり今、試合に出てる選手と、こっちに来てる選手の違いが大きく出ているのかなと思います」

　最後まであきらめず、２点を奪った。「０－４で終わるのと、２－４で終わるのは、話が少し違うと思いますし、選手が代わって、パワーアップした部分に関しては良かった」が、背番号５は「ただ負けは負けですし、本当に情けない試合になってしまったんで、個人的にも」と唇を噛む。

　連戦が続くなか、22日にはJ１第２節で名古屋グランパスと相まみえる。齊藤は「次につなげるために、良い取り組みをしたい」と前を向いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ"チアリーダー"を一挙紹介！

【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開！

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの？」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる