現地時間２月16日に開催されたラ・リーガ第24節で、ベティスは久保建英が所属するレアル・ソシエダと対戦。相手は２人の退場者を出したうえ、過密日程で久保は出番なしに終わったなか、３－０で圧勝した。

　鮮やかに先制点を奪ったのが、新戦力のアントニーだ。後半開始直後の51分、今冬にマンチェスター・ユナイテッドからローンでやってきたレフティは、ゴール前でセカンドボールに反応すると、自慢の左足で高難度なスーパーボレーを炸裂させた。

　今季、加入３年目のユナイテッドではリーグカップでの１点に留まっていたアントニーだが、これで公式戦３戦連発。さらに新天地での４試合中３度プレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いているほか、昨季の得点数（３点）にも並んだ。
【動画】スーパーボレー炸裂！スペインで輝きを放つアントニー

　一方、レンタル元でプレミアリーグ下位に沈むユナイテッドは、同日にトッテナムに０－１で敗戦。英紙『The Sun』によれば、ファンからは「ユナイテッドは間違った選手を出した」「呪われたクラブだ」「彼にとって最も良かったのはユナイテッドから離れたこと」といった声が上がっているようだ。

　イングランドを離れた24歳のブラジル代表FWは、スペインでまるで別人のようなパフォーマンスを披露している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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