「ゼルビアでしか評価されないと思う」町田の望月ヘンリー海輝が“代表定着”へ決意!「もっと向上させていきたい」

2025年02月16日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

再三のクロスで存在感

前半から果敢な攻撃参加が光った望月。写真:永島裕基

 FC町田ゼルビアは2月16日、J1第1節でサンフレッチェ広島とホームで対戦し、1-2で敗戦。開幕黒星スタートとなった。

 チームは敗れたが、3-4-2-1の右ウイングバックで先発した望月ヘンリー海輝は、前半から果敢に攻撃参加。最終ラインの背後に積極的に走り込んでボールを受け、再三にわたってクロスを上げた。

 しかし、結果に直結するようなボールは供給できず。望月は悔しさを露わにした。

「今日はたぶん、4回ぐらいクロスを上げたんですけど、4分の3は手前で引っかかってしまった。それをポジティブには捉えず、その4分の1を4分の2、3と(成功率を)増やしていきたい。クロスの質も量も、もっと向上させていきたいです」
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 23歳の望月は、昨年8月のワールドカップ最終予選で日本代表に初招集。今年もW杯予選が続くなかで、代表へコンスタントに呼ばれるためにもさらなる成長を期す。

「ゼルビアでやっていることが全てだろうし、そこでやっていることでしか評価されないと思う。だから、今言ったようなクロスのところだったり、対人の部分とか、そういう目の前の相手に負けないで、プラスアルファしてチームの勝利に貢献できるクオリティを出し続ける。それが代表に呼ばれるようになるための秘訣なのかなと思います」

 さらなる高みを目ざす23歳のDFは、まずは目の前の一試合一試合にしっかりと向き合い、チームのために戦う。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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