「別のレベルにある」34戦22発の日本人FWが欧州超名門から追撃弾!“レジェンド超え”の偉業達成を現地メディアが絶賛!「見事な数字。いかに重要か」

2025年02月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マエダの働きぶりが疑問視されたことはない」

バイエルンからゴールを奪った前田。(C)Getty Images

 望みをつなぐ一発は、改めて前田大然の重要性を見せつけた。

 前田が所属するセルティックは2月12日、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント・プレーオフ第1レグで、ドイツの超名門バイエルンにホームで1-2と敗れた。だが、2点のビハインドを背負ったなかで、前田が終盤に1点を返している。

 前半終了間際に先制点を許したセルティックは、後半立ち上がりにもハリー・ケインに追加点を献上。強豪相手に2点差という痛恨の失点だ。しかし、79分に前田がセットプレーの流れから一矢報いる。これにより、1点差で第2レグに臨めることとなった。

 前田はこれが今季34試合目で22得点目。チャンピオンズリーグでは4点目で、1シーズンで4得点は、セルティックではヘンリク・ラーションやクリス・サットン、ゲオルギオス・サマラス、ムサ・デンベレといった名立たるレジェンドFWたちをも超える記録だ。

 セルティック専門サイト『Celts Are Here』は、「見事な数字だ。今季の欧州におけるブレンダン・ロジャーズ監督のチームにとって、いかにマエダが重要かを浮き彫りにする」と称賛した。

「今季の日本人FWの絶え間ないエネルギー、プレス、フィニッシュの力は別レベルだ。欧州の舞台で最も大事なときに彼はステップアップした。彼のゴールはセルティックが厳しい日程を乗り越える助けとなったのだ。彼はこのレベルにあることを証明している」
【動画】前田大然が欧州超名門から決めたCL4点目!
 同メディアは「マエダの働きぶりが疑問視されたことはない。だが、今季の彼はファイナルサードでのクオリティを高めた」と続けている。

「セルティックで最も危険なひとりとなっている。ラーションやサットンのような選手たちを上回るのは大きなこと。今回の得点はチームにとっての彼の重要性を堅固にするばかりだ」

「まだバイエルンとのセカンドレグが残っている。マエダにはさらに得点を増やし、チャンピオンズリーグで最も効果的なパフォーマンスを見せたセルティックのひとりとしての立場を強固にするチャンスがある」

 逆転勝利が必要なことは変わらない。敵地ミュンヘンでの第2レグが厳しい戦いになることは間違いないだろう。セルティックは再び前田の活躍に期待しているはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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