船越優蔵監督が率いるU-20日本代表が、２月14日に行なわれたU-20アジアカップ中国2025のグループステージ第１戦（D組）で、U-20タイ代表と対戦した。

　前半から攻め込んだ日本は14分に先制する。ショートコーナーの流れから、佐藤龍之介のクロスを相手DFがクリアしきれずにこぼれてきたボールを、MF石井久継が左足でゴールに流し込んだ。
【動画】MF石井が決めた日本の先制弾
　その後はやや停滞したなか、30分に注目のFW高岡伶颯からパスを受けた石井が左サイドから狙うが、シュートはポストに直撃する。

　その３分後には、裏抜けした中川育がペナルティエリア内で相手GKに倒されてPKを獲得。キッカーを務めた主将のDF市原吏音がきっちり決めて、２点目を奪う。
 

　このまま２点リードで折り返した日本は、後半に入ると苦戦し、なかなか決定機を作り出せない。

　それでも69分、後半頭から右SB→左SBに回った梅木怜が駆け上がり、マイナスのクロス。これにMF佐藤龍之介がダイレクトで合わせて、３点目を挙げる。

　このまま日本が３－０で快勝し、好スタートを切った。

　17日に開催される第２戦では、初戦で韓国に１－２と敗れたシリアと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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