衝撃の結末…首位リバプール、98分にラストプレーで被弾。宿敵エバートンと痛恨の2-2ドロー。遠藤航は出番なし

2025年02月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

グディソン・パークでは最後のマージーサイド・ダービー

土壇場でターコウスキ(6番)に同点弾を叩き込まれ、リバプールは勝点2を失った。(C)Getty Images

 現地時間2月12日に開催された延期分のプレミアリーグ第15節で、遠藤航が所属する首位のリバプールが、16位の宿敵エバートンと敵地グディソン・パークで対戦。今季リーグ戦で先発機会がない遠藤は、この日もベンチスタートとなった。

 開始11分、素早いFKからベトに流し込まれ、モイーズ監督が12年ぶりに復帰したエバートンに先制を許す。

 ただ、その5分後にすぐさま反撃。サラーが上げたクロスに、マカリステルが斜め後ろに流す絶妙なヘッドで合わせ、同点に追いつく。

 絶好調の大エース、サラーは今季リーグ戦のアウェーゲームで13ゴール9アシストに。データサイト『Opta』によれば、「22」の得点関与は1993-94シーズンにアンディ・コール(当時ニューカッスル)が記録した「21」を抜き、史上最多となった。

 一気に勝ち越しへ、以降もチャンスを作るが、前半のうちに2点目は奪えず。1-1で折り返すと、54分にドゥクレにフリーでヘディングシュートを浴びるが、枠を外れる。
【動画】マカリステルの超絶ヘッド弾&サラーの貫録ゴール
 同点の状況が続くなか、61分に2枚替えを敢行。ブラッドリーとフラーフェンベルフに代え、アレクサンダー=アーノルドとジョーンズを送り込む。

 67分にはCKからブランスウェイトにネットを揺らされるも、オフサイドで難を逃れる。

 依然として2点目が遠いアウェーチームは、69分にも2人を交代。ロバートソンとガクポを下げ、ツィミカスとヌニェスを投入する。すると直後の73分、ジョーンズのシュートのこぼれ球に鋭く反応したサラーが右足で叩き込み、ついに勝ち越しに成功する。

 このままタイムアップかと思われたが、終了間際の90+8分だった。ターコウスキにラストプレーで流し込まれ、痛恨の同点弾を浴びる。

 結局、2-2でタイムアップ。エバートンが新スタジアムへ移転するため、1892年にオープンしたグディソン・パークでは最後のマージーサイドダービーは、ドローで決着した。

 なお、最後の交代はディアスOUTのジョッタINで、遠藤は出番なしに終わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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