「ヨーロッパのサッカーはすでに文化」長谷部誠が感じる日本と欧州の違いは? 引退後の生活には「とても満足しています」

2025年02月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨年4月に現役を引退

長谷部氏が日本と欧州のサッカーの違いを語った。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 フランクフルトは2月11日、公式YouTubeチャンネルにて、昨シーズン限りで現役を引退し、現在は同クラブのU-21チームでコーチを務める長谷部誠氏のインタビュー動画を公開。元日本代表MFが日本とヨーロッパのサッカーの違いを語った。

 昨年4月に2023-24シーズン限りで引退した長谷部氏は冒頭、「もう(引退して)半年が経ちました。でも新しい生活にはとても満足しています。最初の1~2か月は違和感がありましたが、少しずつ(生活の)リズムを掴めてきました。いまはとても楽しいです」と現在の心境を明かした。

 また日本へ帰国した際のエピソードも。このインタビューの数日前に、かつて代表でもともに戦った岡崎慎司氏と日本で講義を行なったようで、「カンファレンスは日本サッカー協会主催でした。元マインツの岡崎さんとともに講義を行ないました。内容は日本とドイツ・欧州のサッカーの違いについてでした。1時間弱これに関して話して、素晴らしい時間を過ごしました」と説明した。
【動画】フランクフルトの長谷部誠スペシャルインタビュー!
 続けてインタビュアーから、何が大きい違いだと感じているのか、講義で話した内容を訊かれ、次のように答えた。

「ヨーロッパのサッカーはすでに文化のようなもの。日本のリーグは設立されてまだ30年ほどです。そして、サッカーの内容ももちろんフィジカル、デュエルや1対1。そういった点がまだ日本とヨーロッパの間で1番の違いだと思います」

 長谷部氏は根本的に歴史の差があり、プレーではフィジカル面などに違いがあると率直な見解を述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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