「もうね、言うことないんですよ」レジェンド中澤佑二がイチ押しの19歳DFは?「海外に行っちゃうんじゃないかな」

2025年02月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕が一番好きなのはヘディングです」

U-20日本代表の活動に参加中の市原。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表DFの中澤佑二氏が、2月10日にTBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J 1時間スペシャル」に出演。注目の若手について語った。

 番組では関東にあるJ1からJ3までの27クラブで、2028年に行なわれるロサンゼルス五輪に無条件で出場が可能な2005年以降に生まれた選手をピックアップする「次、くるJ」という企画を実施。そのなかで、中澤氏はJ2のRB大宮アルディージャに所属するDF市原吏音をチョイスした。

 大宮U18時代に2種登録でJデビューを飾り、トップ昇格初年度だった昨季には副主将を務め、世代別代表ではキャプテンを任された経験もある19歳を、中澤氏はこう称賛する。

「19歳で守備もできて、攻撃もできて、ヘディングも強くて。もうね、言うことないんですよ。1対1の守備のところもそうなのですけど、僕が一番好きなのはヘディングです。とにかく強いのと、踏み切りがきれいです。両足で競る選手が多いなかで、片足でも競れる。将来、有望です。海外に行っちゃうんじゃないかな」
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 これを受けて市原もコメント。かつて日本代表の最終ラインを支えたレジェンドの高評価に「いや、いや、いや。勘弁してくださいよ。俺っすか」と照れつつ、「嬉しいです」と喜んだ。

 そして、昨年12月に行なわれた南雄太氏の引退試合で出会った中澤氏の印象を「めちゃくちゃ、うるさかったです(笑)」と暴露。"強心臓"ぶりを見せたうえで、今後の飛躍を誓った。

「選んでいただき、非常に嬉しく思っています。必ず佑二さん以上の選手になれるように頑張るので、これからも期待してほしいと思います。ありがとうございました」

 現在は、U-20アジアカップに臨むU-20日本代表の活動に参加している市原。日本は14日にタイ、17日にシリア、20日に韓国と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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