試練だ。

　川村拓夢は昨夏、サンフレッチェ広島からオーストリアの名門レッドブル・ザルツブルクに加入。同クラブでは三都主アレサンドロ氏、宮本恒靖氏、南野拓実（現モナコ）、奥川雅也（現京都）に次いで、５人目の日本人選手となった。

　しかし、トレーニングキャンプ中に左膝の内側靭帯を断裂。クラブは７月11日に「復帰までに約３か月を要する」と発表したなか、結局デビューは12月までずれ込んだ。

　それでも、そこから徐々にプレータイムを増やし、直近２戦連続で先発していたが、２月９日のオーストリア・クラーゲンフルト戦の終盤に負傷。その翌日に「タクム・カワムラが昨日の試合で鎖骨を骨折し、長期離脱することになった」とアナウンスされた。
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　一難去ってまた一難――。25歳の日本代表MFは、インスタグラムで「めちゃくちゃ悔しいです。必ず乗り越えて帰ってきます」と思いを綴った。

　この投稿には多くのファンが励ましのコメントを寄せているほか、チームメイトのニコラス・カパルドも「Muchas fuerzas amigo（友にたくさんの力を）」と伝えた。

　また、同郷のお笑い芸人、アンガールズの山根良顕さんも「まずはしっかり治せば絶対に明るい未来が待っていると思います！」とエールを送った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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