末恐ろしい19歳。高卒1年目でいきなり副キャプテンを任され、”メタ認知”も備える彼は近い将来、きっと大きな成功を掴む

2025年02月11日 サッカーダイジェストTV編集部

「勉強も苦手ではない」

今季も大きな活躍が期待される市原。(C)SOCCER DIGEST

 末恐ろしい19歳に映るのが、RB大宮アルディージャの市原吏音だ。インタビューの受け答えが19歳のそれではなく、ピッチのパフォーマンスも堂々たるものである。

 そんな市原の強みのひとつは"メタ認知"(自身を客観視できる力)ではないか。「まだ自分はできないことばかり」と現状を把握したうえで、「センターバック以外のポジションもチャレンジしたい」と向上心も持ち合わせている。

 「勉強も苦手ではないので」とのコメントからは知性が窺えるし、実際、プロになる前は「大学進学も考えていた」という。

 総合力の高さは、2種登録だった高校3年次で大宮の主力DFになり、高卒1年目の昨季はいきなり副キャプテンを任されるなどチーム最年少とは思えない存在感を示した点からも分かるだろう。

 同世代の後藤啓介(アンデルレヒト)、塩貝健人(NEC)らの海外挑戦が「気になる」という市原だが、決して「焦りはない」。

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「有難いです。先に行ってくれるとどうなるかを見ることができるので。(そういう考えが)情けないとも思いますが、自分が仮に海外挑戦する時はある程度の情報を得て行けます」

 何か行動を起こすうえで"情報収集力"は極めて重要だ。「情報を得られる」と現時点で理解している点で、市原はやはり末恐ろしい19歳である。

 近い将来、彼はきっと大きな成功を掴むはずだ。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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