「もしMOMを選ぶならエンドウ!」2部最下位に金星献上も…32歳誕生日にリバプールで孤軍奮闘の遠藤航を現地メディアが最高評価

2025年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「誰にも失望させなかった」

ゴメス(中央)の負傷退場により、遠藤は最終ラインに下がった。(C)Getty Images

 あまりに苦い誕生日となった。ただ、孤軍奮闘したという見方もある。

 遠藤航が所属するリバプールは現地時間2月9日、FAカップ4回戦で、2部で最下位に沈むプリマスと敵地で対戦。大幅にメンバーを入れ替えて臨んだなか、53分にPKで奪われた1点を最後まで返せず、0-1で敗れた。

 まさかの結果になったが、32歳の誕生日にアンカーで先発し、序盤にCBに移った遠藤は、流石のパフォーマンスを披露。球際での強さに加え、抜群のポジション取りで、ペナルティエリア内から浴びたシュートをヘッドで跳ね返すなど、きっちりと仕事を全うした。

 現地メディアは高評価だ。『THIS IS ANFIELD』はトップタイの6点を与え、リバプール側のマン・オブ・ザ・マッチに選出した。

「ここでマン・オブ・ザ・マッチを誰かに与えるのは無理があるように感じるが、もし私たちが選ぶならエンドウだろう!彼はリバプールにとって良いスカッドプレーヤー(バックアップ要員)となり、日曜日に落ち着いて見えた数少ない選手の1人だった。マスタークラスとまではいかないが、中盤からセンターバックへスムーズに切り替えた」
【動画】プレミア首位リバプール、2部最下位に先制を許す…
 また、『Liverpool Echo』も7点で、「ゴメスの負傷退場後、キャプテンとセンターバックを担当。このポジションでも静かに活躍した。誰にも失望させなかった」と称えた。

 プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、リーグカップと合わせた4冠の夢は潰えたが、大一番はまたすぐにやって来る。中2日でエバートンとのマージーサイド・ダービーだ。数値的にも円熟味が1つ増した日本代表キャプテンの活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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