「これがチームなのか?」「崩壊した」ファンが久保建英に人種差別のスペイン名門、まさかの19位で降格危機に海外酷評「かつてのラ・リーガ3強が大混乱状態だ」

2025年02月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルセロナに立て続けに大敗

バレンシア戦で人種差別の被害を受けた久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 スペインの名門バレンシアが苦しんでいる。

 ここまでラ・リーガでは降格圏の19位。1月26日のラ・リーガで1-7、2月のコパ・デル・レイで0-5と、バルセロナに立て続けに大敗を喫した姿に、かつてそのバルサやレアル・マドリーに割って入る3番手だった頃の面影はない。

 さらに、これはチームの問題ではないとはいえ、1月19日に開催されたレアル・ソシエダ戦では、一部のサポーターが久保建英に対して「チノ(中国人)、目を開けろ!」と人種差別的なヤジを浴びせ、小さくない問題となった。
​​​​​【動画】ウォーミングアップ中の久保が人種差別を受けた場面
 しかも、これは初めてではない。バレンシアのファンは以前、レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールへも人種差別を行ない、物議を醸していた。
 
 かつて韓国代表のイ・ガンイン(現パリ・サンジェルマン)も在籍したクラブの失墜に、韓国メディア『マイデイリー』は「崩壊したコウモリ軍団。人種差別論争後に大敗→降格寸前で最悪の歩み」と見出しを打ち、「これがチームなのか?」と酷評した。

「2000年代にコウモリ軍団と呼ばれ、レアル・マドリー、バルセロナとともにラ・リーガのビッグ3を形成したチームが試合内外で大混乱状態だ」

 現在、残留圏の17位とは4ポイント差。まさかの降格が現実味を帯びている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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