Jリーグと日本サッカー協会は２月８日、国立競技場で『NEXT GENERATION MATCH』のU-18Ｊリーグ選抜対日本高校サッカー選抜を開催。４－１でU-18Ｊリーグ選抜が勝利を収めた。

　中盤で激しい球際の攻防が続き、目まぐるしく攻守が入れ替わる展開となった試合で、先制したのはU-18Ｊリーグ選抜だった。

　19分、鋭い速攻から右サイドを駆け上がった森壮一朗（名古屋U-18）が折り返す。これにファーサイドに飛び込んだ吉田湊海（鹿島ユース）が左足で決める。

　その５分後には、小林志紋（広島ユース）の巧みなスルーパスに反応した大西利都（名古屋U-18）が、GKとの１対１を制して追加点。U-18Ｊリーグ選抜が早くも２点をリードする。

　高校選抜もキャプテンマークを巻く大谷湊斗（昌平高）のボール奪取から、カウンターを発動。しかし、なかなか前線の２トップ、山野春太（流経大柏高）と森田晃（帝京高）に収まらず、チャンスを作れない。
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　後半は高校選抜が攻勢を強め、42分に右サイドの黒沢佑晟（前橋育英高）がキレのあるカットインからミドルを放つ。これはGK萩裕陽（名古屋U-18）の好セーブに阻まれた。

　それでも65分、右サイドからのクロスがゴール前で混戦となったこぼれ球に反応した粕谷悠（流経大柏高）が、しっかりと押し込んで１点を返す。

　しかし高校選抜の反撃はここまで。75分に左CKから林駿佑（川崎U-18）がヘディングで、終了間際には長南開史（柏U-18）が得点を重ね、U-18Ｊリーグ選抜に軍配が上がった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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