大事故に繋がりかねない危険なプレーだった。

　現地時間２月６日、メキシコ１部リーグでパチューカとクラブ・レオンが対戦。４分にアウェーのクラブ・レオンが幸先良く先制するも、45＋３分にパチューカが同点ゴールで試合を振り出しに戻す。そのわずか２分後だった。

　クラブ・レオンのDFが前線に張っていたコロンビア代表MFのハメス・ロドリゲスにロングボールを送り込むと、これをカットしようとしたパチューカMFのエリアス・モンティエルが、ハメスの後頭部に飛び蹴りを見舞ってしまったのだ。

【動画】相手MFの飛び蹴りがハメスの後頭部に直撃！

　この危険なプレーに、主審はすぐさまレッドカードを提示。これにモンティエルをはじめパチューカの選手たちは猛抗議するも、判定は覆らなかった。

　しかし抗議の余地すらないラフプレーだっただけに、現地のファンから非難が殺到。SNSやニュースサイトのコメント欄には次のような声が上がっている。

「こいつらはなんで抗議してるんだ？」
「なんというカラテキック」
「メキシコ人にとってはレッドカードじゃないようだ」
「彼らはプロレスとフットボールを混同している」
「この野蛮人は永久追放されるべき」
「刑務所行きだ」
「かわいそうなハメス」
「プロレスラーに転向しろ！」

　なお、飛び蹴りを食らったハメスは大事に至らずフル出場。数的優位となったクラブ・レオンは63分に勝ち越し点を挙げ、２－１で勝利している。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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