フィーゴの記録を塗り替えたC・ロナウド――ポルトガル「新旧7番」の運命的なつながり

2016年06月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

初キャップはフィーゴとの交代で。

運命的なつながりを感じさせるロナウドとフィーゴ。初キャップにも初ゴールにも絡んでいる。 (C) REUTERS/AFLO

 ルイス・フィーゴが持っていたポルトガル代表の歴代最多キャップ記録を、ついに塗り替えたクリスチアーノ・ロナウド。その代表キャリアを紐解くと、フィーゴとの不思議な因縁が浮かび上がる。
 
 ロナウドが初キャップを刻んだのは、2003年8月20日のカザフスタン戦。後半スタートからの途中出場で、ハーフタイムで交代した相手がフィーゴだった。
 
 翌04年、自国開催のEURO2004に19歳で出場。ギリシャとの開幕戦で決めた代表初ゴールをアシストしたのがフィーゴだ。後半ロスタイム、フィーゴのCKに頭で合わせてネットを揺らした。
 
 ワールドカップでの初ゴールも、フィーゴの"アシスト"からだ。06年のドイツ大会、グループリーグ2節のイラン戦。フィーゴがエリア内でファウルを受けて得たPKを、ロナウドが決めた。
 
 フィーゴの代名詞だった「7番」の背番号を受け継ぎ、いま、このレジェンド越えを果たしたロナウド。ポルトガルの「新旧7番」は、運命に導かれたようにつながり合っている。
 
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