現地時間２月６日に開催されたリーグカップ準決勝の第２戦で、遠藤航が所属するリバプールは、トッテナムと本拠地アンフィールドで対戦。第１戦は０－１で敗れていたなか、４－０で大勝し、２戦合計４－１でニューカッスルとの決勝に駒を進めた。

　トッテナムを粉砕したゴールラッシュに称賛が集まる一方で、開始３分でフィルジル・ファン・ダイクが取った行動も注目を集めている。

　33歳のキャプテンは競り合った際、肘辺りをリシャルリソンの顎の下にぶつけたのだ。打撃を食らう格好になったブラジル代表FWは、顔を抑えて倒れ込み、かなり痛そうなジェスチャーを見せた。ただ、主審はカードを出さず、ファウルも取らなかった。
【動画】ファン・ダイクとリシャルリソン…注目を集めているシーン

　この一部始終はSNSで急速に拡散され、誤審やリシャルリソンのオーバーリアクションを指摘する声などが上がっている。また、英紙『Daily Mail』によれば、元スコットランド代表のアリー・マッコイスト氏は、顔面ではなく顎の下を捕らえたために、退場を免れたのではないかとの考えを明かした。

　なお、リシャルリソンは前半終了間際に足の負傷で交代したのに対し、ファン・ダイクは80分にダメ押し点をマーク。キックオフ直後の判定次第では、結果とリシャルリソンの心身状態は違ったかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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