フェイエノールトの上田綺世について現地メディアが言及している。

　現地２月５日に開催されたKNVBカップの準々決勝で、上田が所属するフェイエノールトは敵地でPSVと対戦し、０－２で敗れた。

　この一戦に４－２－３－１のCFで先発した上田だったが、ほとんど見せ場を作れず。69分までプレーしてシュート０本に終わり、チャンピオンズリーグのバイエルン戦（３－０）でゴールを決めて以降、公式戦３試合無得点となった。
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　オランダメディア『FeyenoordPings』は、そんな日本人ストライカーを「サンティアゴ・ヒメネスの退団後、フェイエノールトで実力を証明しなければならないが、第１ストライカーとして、十分な実力があるかどうかは疑問が残る」と批判した。

　また記事内では、かつて本田圭佑らが所属したVVVなどで指揮官を務めたロバート・マースカント氏の「彼にはヒメネスのようなカリスマ性があるとは思えない」との上田に関する発言も紹介している。

　さらに『votebalzone』によると、フェイエノールトのOBで、現在はサッカー解説者であるマリオ・ベーン氏は「ウエダは影だ。私たちは彼の本来の力を一度も見たことがない。十分ではない」との見解を示している。

　ヒメネスがミランへ移籍後、これまで以上に厳しい目が向けられている上田。この苦境を乗り越えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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