「自分も苦しんでいる」三好康児が最下位ボーフムで感じるギャップ。対戦相手の堂安律は「やっぱ良い選手だな」と三好を語る

2025年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分の力不足を改めて実感しました」

今季からボーフムでプレーしている三好。欧州5大リーグ1年目だ。(C)Getty Images

 現地時間2月1日に開催されたブンデスリーガ第20節で、三好康児が所属するボーフムは、堂安律を擁するフライブルクとホームで対戦。34分にCKからキリアン・シルディリアに奪われたゴールを最後まで返せず、0-1で敗れた。

 試合後、堂安と同じく後半の途中から出場した三好が、『ABEMA』のインタビューに対応。3試合ぶりの出場で、86分には得点チャンスを迎えたなか、「決めきれなかったところは、自分の力不足を改めて実感しました」と伝えたうえで、常に意識している部分を次のように明かした。

「試合に出た時は攻撃の部分で違いを作れるように、ボールに絡む回数を意識しています。まだまだボールロストのシーンもありましたけど、『自分のところにボールを入れてもらえれば』って気持ちで、必ずチャンスを作れる自信はあるので、それをどれだけチームメイトと共有できるか。

 プレッシャーがかかるとロングボールを蹴ってしまいがちなので、自分のやりたいところと、チームとしてそういう形になってしまうところの埋め合わせは、やらなければいけないし、自分自身もちょっと苦しんでいる部分です」
【動画】65分から出場した27歳MF三好、86分に絶好機到来も――
 昨季は大逆転で入れ替えプレーオフを制し、1部残留を果たしたボーフムは今季、ここまで3勝で最下位に沈んでいる。27歳のレフティは再びの残留を目ざし、こう誓った。

「順位も1番下ですし、上がっていくしかないので、自分もその力になるためにもっともっとパフォーマンスを出せるようにやっていくしかない。試合を見てもらえたら嬉しいですし、少しでも応援してもらえたら嬉しいです。ボーフムもそうですし、自分自身にもっと注目してもらえるように、結果を残し続けていきたいです」

 また、堂安もインタビューに応じ、東京五輪を共に戦った三好について「間で受けるのが上手かったので、康児君が入ってから狭いスペースでチャンスを作られていましたし、非常に難しかったです。やっぱ良い選手だなと思いました」と語った。

 今季1ゴールに留まっている三好は、残留に導く活躍を見せ、自身とボーフムの注目度をぐっと上げられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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