アモリムの3-4-2-1との相性は抜群
両サイドのウイングバックをこなすことができるドルグ。(C)Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドが、レッチェのデンマーク代表MFパトリック・ドルグの獲得に迫っている。
現地1月28日、移籍市場に精通するファブリシオ・ロマーノ記者が、3000万ユーロ(約49億5000万円)+500万ユーロのアドオン(約8億2500万円)の移籍金で口頭合意し、後は書類にチェックするだけだと報じた。
『Gazzetta dello Sport』紙によると、ドルグとその家族は、マンチェスターへの引っ越しに備え、28日には荷物をまとめていたという。
この移籍金は、2023年にモーテン・ヒュルマンがスポルティングに移籍した際の1950万ユーロ(約32億1750万円)を大きく上回り、レッチェのクラブ史上最高金額となる見込みだ。
アモリム監督にとって初の補強となりそうなドルグとは何者か。プレミアの舞台に初挑戦する20歳の経歴をここで簡単に紹介する。
コペンハーゲンで生を受けたドルグはナイジェリアにルーツを持つものの、デンマークの各年代別代表でプレーしてきた。
ユース時代をノアシェランで過ごすと、2022年夏にレッチェの下部組織へ移籍。その翌年にトップチーム昇格を果たすと、開幕戦でいきなりスタメン出場。レギュラーに定着し、2年目の今シーズンもここまで21試合出場・3得点を記録している。
24年9月にはデンマーク代表に初招集されると、同5日のスイス戦で途中出場。代表デビュー戦でゴールを決める鮮烈デビューを飾り、その後もネーションズリーグのメンバーにコンスタントに招集されている。
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『Gazzetta dello Sport』紙によると、ドルグとその家族は、マンチェスターへの引っ越しに備え、28日には荷物をまとめていたという。
この移籍金は、2023年にモーテン・ヒュルマンがスポルティングに移籍した際の1950万ユーロ(約32億1750万円)を大きく上回り、レッチェのクラブ史上最高金額となる見込みだ。
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コペンハーゲンで生を受けたドルグはナイジェリアにルーツを持つものの、デンマークの各年代別代表でプレーしてきた。
ユース時代をノアシェランで過ごすと、2022年夏にレッチェの下部組織へ移籍。その翌年にトップチーム昇格を果たすと、開幕戦でいきなりスタメン出場。レギュラーに定着し、2年目の今シーズンもここまで21試合出場・3得点を記録している。
24年9月にはデンマーク代表に初招集されると、同5日のスイス戦で途中出場。代表デビュー戦でゴールを決める鮮烈デビューを飾り、その後もネーションズリーグのメンバーにコンスタントに招集されている。
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サイドプレーヤーらしくスピードやアジリティーに優れ、ドルグの一番の特長はポリバレント性だ。レッチェでは左サイドバックとしてデビューしたが、今シーズンは右ウイングとしての起用がメインとなっている。
アモリム監督の3-4-2-1システムでは、両サイドのウイングバックとシャドーをこなすことができるだろう。
とくに今シーズン、アモリムが頭を悩ませているのは左ウイングバックの起用法だ。本職のルーク・ショーとタイレル・マラシアの負傷離脱が目立ち、本来右サイドを主戦とするディオゴ・ダロとヌサイル・マズラウィが務める試合が多く、ドルグがレギュラーに抜擢される可能性もあるだろう。
アモリム政権後、いまやエース格のアマド・ディアロがいる右サイドに比べ、左サイドの攻撃は停滞している感が否めない。同ポジションのショーや、マラシアと比較すると、より攻撃的な特色を持つドルグが活性化できるか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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