デフサッカー、CPサッカーとは? 森保ジャパン、なでしこジャパンだけではない、計30チームもある“日本代表の奥深い世界”

2025年01月29日 サッカーダイジェストTV編集部

デフサッカー男子日本代表が国立競技場で

それぞれの”日本代表チーム”の躍進を期待したい。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 日本サッカー協会(以下JFA)発表の「2025年・日本代表年間スケジュール」を見ると、SAMURAI BLUEをはじめ実に"30チーム"の年間予定が記されている。

 その30チームを明記すると、以下の通りだ。SAMURAI BLUE、U-22/U-21日本代表、U-20日本代表、U-18日本代表、U-17日本代表、U-16日本代表、U-15日本代表、なでしこジャパン、U-19日本女子代表、U-17日本女子代表、U-16日本女子代表、フットサル日本代表、フットサル日本女子代表、ビーチサッカー日本代表、サッカーe日本代表、アンプティサッカー日本代表、CPサッカー男子日本代表、CPサッカー女子日本代表、ソーシャルフットボール日本代表、知的障がい者サッカー男子日本代表、知的障がい者サッカー女子日本代表、知的障がい者フットサル日本代表、電動車椅子サッカー日本代表、デフサッカー男子日本代表、デフサッカー女子日本代表、デフフットサル男子日本代表、デフフットサル女子日本代表、ブラインドサッカー男子日本代表、ブラインドサッカー女子日本代表、ロービジョンフットサル日本代表。

 これほど多くの代表チームがあるという事実にまず驚かされる。なかにはそのネーミングだけで分からない競技もあるだろう。例えば「サッカーe」は「eスポーツサッカー」のことを指す。以下、細かいルールはさて置き、アンプティサッカー、CPサッカー、ソーシャルフットボール、デフサッカー、ブラインドサッカー、ロービジョンフットサルの具体的な内容を記す。

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・アンプティサッカー=上肢または下肢に切断障がい等のある人のサッカー。

・CPサッカー=脳性まひ者7人制サッカー。「CP」とは英語の「Cerebral(脳からの)」「Palsy(麻痺)」の略で、脳性まひという意味。英語表記では「CP Football」とされる。

・ソーシャルフットボール=精神障がいフットボール。

・デフサッカー=聴覚障がい者のサッカー。

・ブラインドサッカー=アイマスクをつけてボールの音と声のコミュニケーションで行なう5人制サッカー。

・ロービジョンフットサル=弱視(ロービジョン)の選手がプレーするフットサル。

 サッカー、フットサルでこれだけの代表チームがあるのだから、奥深い。ちなみに、デフサッカー男子日本代表は25年4月2日に国立競技場でクリアソン新宿とエキシビションマッチを行なう。国立競技場での開催はデフサッカーの歴史上初めてで、観衆1万人を目指しているという。デフサッカーを知る絶好の機会と言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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