「驚きだ」「対戦相手から引き抜くのか?」帰化選手が相次ぎ代表引退で窮地の中国代表がまさかの一手!“同組”オーストラリア出身MFの帰化を画策「即戦力となる」

2025年01月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「帰化の噂は根拠のないものではない」

中国代表入りが取り沙汰されているティーグ。(C)Getty Images

 今年3月に再開する北中米ワールドカップ・アジア最終予選を前に、中国代表に激震が走った。

 1月22日、『捜狐』などの中国メディアが、ブラジル出身のフェルナンジーニョ、エウケソン、アラン、イングランド出身のニコ・イェナリスという帰化選手4人が相次いで代表引退を表明したと報じたのだ。

 さらに、"新戦力"として期待されている、DRコンゴ出身のFWオスカル・マリトゥとブラジル出身のMFセルジーニョの帰化手続きも滞っており、3月までに間に合わない可能性もあるという。

 そんななか、新たな帰化選手候補が浮上した。メルボルン・ヴィクトリーに所属するオ-ストラリア出身のMFライアン・ティーグだ。

 オーストラリアはW杯最終予選で同組のため、『捜狐』は「最終予選の対戦相手から引き抜くのか?海外メディアが明らかに。23歳の混血MFは中国代表の一員として帰化を希望している!」と驚きをもって報じている。

「驚きのニュースが飛び込んできた!最近、オーストラリアのメディア『ザ・オーストラリアン』は、オーストラリア・スーパーリーグのメルボルン・ヴィクトリーに所属する23歳のMFライアン・ティーグが中国サッカー協会から招待を受けており、本人も慎重に検討していると報じた」

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 同メディアは、「ティーグの帰化の噂は根拠のないものではない。報道によれば、彼の母親は中国系であり、血縁関係を通じて中国国籍を取得する資格があるという。さらに、ティーグはオーストラリアのA代表でプレーしたことがないため、帰化が容易になる」と報道。こう続けている。

「現在、中国代表は移行段階にあり、チーム全体の力を高めるために、より多くの若い選手の参加を必要としている。ティーグは、即戦力となるだけでなく、今後数年間で中国代表の中核の一人となることも可能だ」

 中国代表は3月にサウジアラビア、そしてオーストラリアと対戦する。生き残りを懸けた2連戦に、新たな帰化選手を投入するのか。注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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