「彼は素晴らしかった」パリSG指揮官が新戦力アタッカーを称賛!ポジションが被るバルコラとの共存に秘策あり?

2025年01月26日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

パリSGデビュー戦で初アシストをマーク!

今年1月にナポリから7000万ユーロでパリSGに加入したクバラツヘリア。(C)Getty Images

 現地時間1月25日に行なわれたリーグ・アン第19節で、首位パリ・サンジェルマンはホームで13位のスタッド・ドゥ・ランスと対戦。1-1の引き分けに終わった。

 47分にウスマンヌ・デンベレのゴールで先制したパリSGだったが、56分に日本代表の中村敬斗に同点ゴールを許し、勝点2とりこぼす形となった。

 この試合でリーグ・アンデビューを飾ったのが、今冬の移籍マーケットでナポリから7000万ユーロ(約115億5000万円)でパリSGに加入したジョージア代表のフビチャ・クバラツヘリアだ。

 左ウイングで先発出場すると、サイドからゴール前へのカットインドリブルや味方とのワンツーを駆使してS・ランスの守備陣を攻略してチャンスを演出。47分には左サイドからドリブルでDFふたりをかわし、デジレ・ドゥエとのワンツーでボックス内に進入すると、3枚を引き付けてフリーのデンベレにパスして移籍後初アシストをマークしている。

【動画】パリSG戦で決めた中村敬斗の鮮烈弾

 クバラツヘリアは試合後、「複雑な試合だったけど、努力を怠らなければ良い結果を得られるだろう」と語り、手応えを掴んだようだ。

 パリSGのルイス・エンリケ監督もデビュー戦のプレーを称賛している。

「初戦は誰でも難しい試合になるものだが、彼は素晴らしかった。チームメイトや対戦相手を知ることでもっと良くなるだろう。これが彼にとって素晴らしい冒険の始まりになることを願っている」

 左ウイングはこれまで22歳のフランス代表FW、ブラッドリー・バルコラが務めていて、フランス国内ではどちらを起用するか議論が分かれている。その解決策となりうるのがクバラツヘリアのCF起用だ。

 L・エンリケ監督は、S・ランス戦で70分過ぎから83分にマルコ・アセンシオと交代するまでクバラツヘリアをCFでプレーさせてバルコラを左ウイングに配置する形を試している。

 クバラツヘリアが前線を幅広く動いて起点となり、スピード溢れる両ウイングがゴール前に飛び込んでいく形でシュートシーンを作り出していた。

 新たな3トップ活用法となるのか。今後の展開に注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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