「現代のレジェンドだ」退団が決定的なエース古橋亨梧へセルティック主将から“最後の言葉”「地球の反対側から来て…」

2025年01月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

165試合に出場した85得点をマーク

レンヌへの完全移籍が決定的な古橋。(C)Getty Images

 古橋亨梧がセルティックに残したものは、決して消えることはない。一方で、彼がいなくなっても、クラブとチームが立ち止まるわけでもない。

 1月22日に行われたチャンピオンズ・リーグのヤングボーイズ戦は、古橋にとってセルティックでのラストゲームになるだろう。レンヌ移籍が決定的で、すでにフランス入りしたと報じられている。

 2021年夏にアンジェ・ポステコグルーの後押しを受け、ヴィッセル神戸からセルティックに移籍して3年半。古橋はグラスゴーのクラブで165試合出場、85得点とゴールを量産してきた。

 そのキャラクターからサポーターに愛され、宿敵レンジャーズとのダービーマッチやタイトルがかかったカップ戦決勝など、大舞台での勝負強さも高く評価された。

 そんな古橋はセルティックの現代の伝説となった選手だ。キャプテンのカラム・マグレガーはそう話している。英紙『Daily Mail』によると、古橋の"レガシー"について問われると、マグレガーは「ビッグなゴール。ビッグゲーム。現代のレジェンドだ。間違いない」と話した。

「彼はチームにとって非常に重要だった。ラストゲームになるとしても、彼は素晴らしかったよ。地球の反対側から来て、ファンタスティックなインパクトだった」

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 そのうえで、「でも、常にここにあるのはクラブだ。そうだろう? セルティックは常に新たなヒーローをつくる」と続けている。

「ここで何度もそれを見てきた。ひとりが去って、みんなが『彼の代わりをどうするんだ?』と思う。でも2週間後、実質的に忘れるんだ。誰かが来るんだよ」

 古橋のようにスキルを持ち、同じようにゴールを量産して、セルティックに貢献できるストライカーを見つけるのは、容易なことではない。だからこそ、放出の是非は議論されてきた。

 ブレンダン・ロジャーズ監督の下、エースを手放すというセルティックは、これから前線をどのような布陣で戦っていくのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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