現地時間１月22日、『Gazzetta dello Sport』紙は、ミランがフェイエノールトの主砲サンティアゴ・ヒメネスと口頭合意に達したと報じた。

　同紙によれば、ヒメネス本人は今冬での移籍を望んでいるが、フェイエノールトは１月に売却する意思がなく、少なくとも25年夏までは手放すつもりはないため、クラブ間交渉は難航しそうだと伝えている。

　これを受けて、ヒメネスの代理人であるラファエラ・ピメンタと同選手の父親でキャリアを管理しているクリスティアンは、フェイエノールトを説得するために近々話し合う予定だ。

　ミランは昨夏にもヒメネス獲得を狙っていたが、フェイエノールトの要求額が4000万ユーロ（約66億円）以上と高額だったため、撤退していた。

【動画】CLバイエルン戦でヒメネスがカウンターから先制弾！

　高額な移籍金を捻出するためにミランは、セルビア代表DFのストラヒニャ・パブロビッチを売却して資金を捻出しようと画策しているという。

　チャンピオンズリーグ（CL）のリーグフェーズ第７節で、フェイエノールトがバイエルンに３－０で勝利。勝点13としたフェイエノールトは、ラウンド・オブ16に進出できる８位レバークーゼンと同勝点ながら得失点差で11位となっている。

　この試合で２ゴールを奪い、バイエルン撃破の立役者となった主砲ヒメネスは、先制点を決めた後、ホームスタジアムに駆け付けたファンに向けて、クラブのエンブレムとグラウンドを交互に指さすセレブレーションを見せた。

　「私はここに残る」という意思表示にも見えたが果たして。今後の展開に注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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