遠藤航がプレミア17位クラブに移籍も? 海外メディアが“完璧な補強”として報道「今季の出場数に惑わされるな」

2025年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クロップが明らかに好んでいた選手だった」

去就が注目されている遠藤。(C)Getty Images

 リバプールで出場機会が限られている遠藤航は、以前から移籍をめぐる噂が絶えない。

 関心を寄せているという複数のクラブの名前があがっているが、そのひとつがプレミアリーグで17位と残留を争っているウォルバーハンプトンだ。18位イプスウィッチと同じポイントで、降格回避を目ざしている。

 ポルトガルの若手マヌ・シウバを狙っていたウルブスだが、同選手は国内の強豪ベンフィカへの移籍が決まった。これを受け、『FootballFanCast』は1月21日、遠藤がシウバに代わるウルブスの補強候補として「完璧」と報じている。

 同メディアは「経験豊富な日本代表にとっては厳しいシーズンだ。公式戦で出場わずか15試合。そのうちプレミアリーグ出場は8試合だ。合計で出場時間は433分。4.8試合でフル出場した場合の時間だ」と、アルネ・スロット監督の下で遠藤の出番が限定されていると紹介した。

 そのうえで、「だが、今季のエンドウがあまり出場していないことに惑わされてはいけない。彼はユルゲン・クロップ前監督のラストシーズンでキープレーヤーだった」と続けている。

「エンドウはクロップが明らかに好んでいた選手だった。日本代表の起用ぶりだけではなく、高く評価したことにも示されている。クロップによれば、彼は中盤の『マシン』でもあるのだ」
 
 そして、FootballFanCastは「これは、ウルブスがボールを奪える選手を探しているだけに重要だ。エンドウはシウバの完璧な代役となり得る。『FBref』の昨季の守備スタッツは似ており、ウルブスが探しているプロフィールであることを示す」と報じた。

「昨季のプレミアリーグで、エンドウはタックルとインターセプトが1試合平均3.56回、ボール奪還が5.65回だった。シウバはポルトガルで平均3.65回と6.45回だ」

「シウバを逃したが、安価で手に入れられる素晴らしい代役がいる。ボールを持っていないところでのクオリティーと経験をチームにもっともたらせる選手だ」

 ただ、遠藤はプロ意識の高さや取り組む姿勢をスロットからも称賛されている。21日のチャンピオンズ・リーグのリール戦では、タイスコアで勝利を目ざすなか、63分から投入され、勝利に貢献している。

 このままスロット・リバプールで出番増加を目ざすのか、より安定的な出場機会を求めて移籍する可能性はあるのか。日本代表キャプテンの選択が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「日本人で一番有名な選手になるかもしれない」内田篤人が規格外の22歳を絶賛!欧州ビッグクラブも関心「世界のトップ5に…」

【記事】「カオルは全てを持っている」「ビッグプレーヤーだ」1G1Aで"新記録達成"の三笘薫をブライトンの31歳指揮官が手放しで称賛!「一緒に仕事ができて本当に嬉しい」

【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事