お金がないとか、良い選手がいないとか「そんなの関係ない」。鹿島の根底にあるタイトルへの渇望。金崎夢生が実感した「何が何でも、です」

2025年01月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「俺らは絶対にタイトルを取らなきゃダメだって」

鹿島時代の金崎。J1、リーグカップ、天皇杯の国内3大タイトル獲得に貢献した。(C)SOCCER DIGEST

 なぜ鹿島アントラーズは"常勝軍団"と呼ばれるのか。国内随一の20冠を誇るクラブの根底にあるものとは――かつて鹿島に所属した金崎夢生が語った。

 那須大亮氏のYouTubeチャンネルに出演した金崎は、自身が在籍した他クラブの特徴に言及しつつ、「アントラーズはもう毎年、本当に優勝を狙っている」と振り返る。

「資金面とかいろいろあると思うけど、うちらはそんなの関係ない、みたいな。たとえば良い選手が集まったとか、集まっていないとか、そんなの関係ない。何が何でも、どんなメンバーだろうと関係なく、俺らは絶対にタイトルを取らなきゃダメだって。

 お金がないとか、今年はお金をかけられないとか、そんなの関係ないって感じですね。何が何でも、です。本当に。それはすごく感じましたね」
【動画】金崎夢生、鹿島時代の真実とは? レアル戦で感じた世界との差
 金崎は鹿島で2015年、2016年から18年途中までと計3年半にわたりプレー。その間にリーグカップ(15年)、J1と天皇杯(16年)の優勝に貢献した。

 16シーズンのJ1は2ステージ制で、1stは鹿島が制し、2ndは浦和が優勝。年間勝点では1位が浦和、2位が川崎、3位が鹿島だった。チャンピオンシップでは、準決勝で川崎を破った鹿島が、ファイナルで浦和と激突。2戦合計2-2で、アウェーゴール2倍ルールにより、鹿島が栄冠を掴んだ。

 敵地での第2戦で2ゴールを挙げたのは金崎。当時の浦和に所属していた那須氏が「最終的には鹿島のシーズンってなった」と言えば、金崎は「最後に帳尻を合わせたでしょ」と笑顔を見せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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