「あれがなかったら、キャプテンをやらなかった」前園真聖がアトランタ五輪予選直前の小倉隆史の大怪我を回想「スローモーションで覚えている」

2025年01月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「一番、絶望的な。『アトランタ、どうすんのかな』って」

アトランタ五輪で日本の主将として活躍した前園氏。(C)Getty Images

 元日本代表MFの前園真聖氏が自身のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」で、小倉隆史氏について語った。

 アトランタ五輪で共闘した伊東輝悦氏、鈴木秀人氏も出演したなか、「アトランタ五輪で一番思い出に残っている事」のテーマでは、前園氏は五輪予選前の小倉氏の大怪我を挙げる。

 当時、U-23日本代表のエースだったストライカーが練習中に右膝の靭帯を損傷。前園氏は負傷の瞬間を「スローモーションで覚えている。ジャンプして着地した時も全部」と振り返る。
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 また「あれがなかったら、俺はキャプテンをやらなくて良かったと思う」とも。「オグかハット(服部年宏)。俺は、西野(朗)監督に『いや、俺じゃないですよ』と言って。ハットが、それっぽいじゃない? 何となく。それかオグが、ああいうキャラだしさ」。

 もちろん、チームの戦力としても大きな痛手で、練習後に小倉氏の部屋を訪れ、厳しい状態だと知り「その時が一番、絶望的な。『アトランタ、どうすんのかな』っていう。そこはすごく覚えている」という。

 その後、予選を勝ち抜いた西野ジャパンは、五輪本大会ではブラジルを破るなど、歴史に名を残した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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