ニューカッスルは久保建英の争奪戦に加わらないと現地で報じられた。ただ、日本代表MFの今後を巡る注目度が高まっていることは変わらない。

　レアル・ソシエダで活躍する久保に関心を寄せている強豪は少なくないとされる。例えば国外で以前から話題となっているのが、イングランドの超名門、アーセナルとリバプールの動向だ。

『TheHardTackle』は１月17日、「アーセナルとリバプールの関心も報じられている。クボはソシエダで信頼できるパフォーマンスを見せており、イングランドのクラブの注目を引きつけた。彼らがオファーを出すか興味深い」と報じた。

「両クラブはさらなるクオリティと層に厚みを持たせる必要があり、日本代表は有益な補強となるかもしれない。アーセナルはサイドでブカヨ・サカとガブリエウ・マルチネッリに過度に依存してきた。彼らはさらなるクオリティを必要としており、日本人ウインガーは理想的な補強だろう。一方、リバプールはモハメド・サラーの長期的な後釜となるクオリティの選手が必要となる」

「クボは両クラブにとって理想的なオプションに思われる。高額な移籍金を支払いたがらないと考えられるだろう。ソシエダが5000万ポンド（約100億円）の契約解除金から要求額を引き下げる用意があるかどうかはまだ分からない」
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　さらに、同メディアは「一方で日本人ウインガーは攻撃的MFの役割もこなすことができる。アーセナルやリバプールが取引をまとめられた場合、彼のユーティリティ性は両クラブにとってボーナスとなる」と続けている。

「プレミアリーグでプレーする機会は、大半の選手にとって非常にエキサイティングなものだ。クボはアーセナルかリバプールに移籍するという考えに惹かれるだろう。彼らは世界有数のビッグクラブだ。そして主要タイトルを競う場を与えられる」

　マーケットが開いている限り、久保の未来にまつわる報道は後を絶たないだろう。シーズン中の移籍がなければ、夏も周囲は騒がしくなるはずだ。

　プレミアリーグ挑戦やラ・リーガ内でのステップアップなど、様々な可能性が注目されている久保の今後から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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