ミランはマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの獲得を模索中と現地で報道されている。だが、バルセロナ、ドルトムントも同選手への興味を示しており、確保は容易ではない。

　セリエAの名門は、この争奪戦に敗れた場合の代替案として、チェルシーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに関心を寄せているという。

　イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』によると、同胞のセルジオ・コンセイソン監督がJ・フェリックスを高く評価しているようだ。
【PHOTO】圧巻ゴラッソでチームを牽引！24-25シーズンもラ・リーガで戦うレアル・ソシエダの久保建英を特集！

　チェルシーで出場機会に恵まれないポルトガル代表FWの年俸は、本命のラッシュフォードの1300万ユーロ（約21億5000万円）と比べて、570万ユーロ（約９億4000万円）で半分以下だと同紙は主張している。

　ミランは、過去にもクリスチャン・プリシック、ルベン・ロフタス＝チーク、フィカヨ・トモリとチェルシーから加入した選手が主力として活躍しており、今シーズンもローマ経由ではあるものの、同クラブ出身のタミー・エイブラハムを獲得している。

　ラッシュフォード獲得を成功させるのか、それともＪ・フェリックスへターゲットを変更するのか。今後の動向に注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【記事】「水原一平はめちゃくちゃ有名。下手したら大谷翔平より」米国でプレーする元日本代表主将が"野球人気"に言及「お前、何か知らねぇのかと…」

【記事】「エンドウの多才さはチームの生命線だ」遠藤航の獲得にプレミア８位クラブが動くも…リバプール地元メディアは"計り知れない重要性"を熱弁！「売却は間違い」

【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開！